写真でお題

 『星が、降り積もる』 童話のようで、不思議な風景です。

 題名だけでもいいし、ショートを作ってもいい。イメージを出して遊んでみましょう。あっちこっち飛んでよしです。言葉のイメージを重ねるのも面白いものですよ。
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 ぽちさん 水月さん 太秦の怪人さん  御木 昴さん
魔女の条件』    御木 昴さん

 「・・・これが最後の試験になります。合格するための条件は先日のガイダンスとおりです。この試験は・・・」
 目を開けると信じられないくらいの光が輝いていた。
(これが「でんき」とかいうものなのか・・・便利そうだけど、明るすぎてちょっとやだな。)
 試験場所はたしか非現実世界(グリージニア)の「びる」とか言う建物の屋上だと事前に知らされていたが、風がきつい。
(高い所ってこんなに風がきついものなの?)
 グリージニアは現実世界(フィリージア)とは全然違う。むしろ正反対なくらいだ。
 (フィジーリアの人々はグリージニアのことを知っているのかな?フィジーリアの人にしてみれば、グリージニアが非現実世界なんだろうけど。)
 「・・・に基づいて行われます。よろしいですか、ミス・レリィシア」
 「もちろんOKよ、マスター」
 「それでは始めてください」
 (よし、やってやるぞ。気合い十分で望んだこの試験。絶対に成功させてやる。)
 深呼吸をして高揚していた気持ちを落ち着かせると、目をつむる。
 (お父さん、お母さん、わたし、やります)
 心の中で試験の無事を願う両親に語りかけ、目を開く。それが始まりの合図。
 「まず初めに、魔法陣(サークル)を描く」
 手順を声に出して、さらに確認する。こうでもしないと間違っていそうで恐い。
 腰に巻いたポーチから魔譜(スコア)を取り出し、それに記されたとおりに(こっそり拝借した)チョークで描く。
 しばらくして、魔法陣が完成した。我ながら人生成功のできだ。
 「次は、源素(エレメンタル)を調合して、魔法陣に振りまく。」
 同じく、ポーチから小瓶を取り出し、中に入ったキラキラと光る粉を慎重に魔法陣の上にまいた。
 
 これで舞台は整った。

 「大いなる力の源、母なる大地の源、父なる海原の源、今此所に集いてその力を示せ、我に力を与え給え。」
 魔法陣がにわかに光を帯び、源素がそれに反応し、不可視の風に踊る。
 「望むは”光”、すべてを導く数多の輝き。今一度、我に光を与え給え」
 魔法陣が一瞬強い光を放ったが、すぐに元の、あの優しい光に戻る。
 ――― 一瞬、すべての音が消えた
 すると突然、街を覆っていた光が全て消えた。
 「どういう事ですか、ミス・レリィシア!これではただ街を混乱に陥れるだけです!あなたはこの街をどうするつもりなんです!?」
 試験官がが私に向かって叫んだ。無理もない。溢れんばかりの光に包まれていた街は、今は足下さえ見えないほどの深い闇に包まれている。
 しかし私は笑った。下にいた人々は、私の魔術によって、ほとんどの行動を禁じられている。唯一許されていることは「見上げること」。歩いていた人、「くるま」に乗っていた人、オフィスで働いていた人。この街の全ての人が、空を見上げているのを気配で察知した。
 そして、私は試験官の質問に答えた。

 ――――来たれ

 その時、何かが空からゆっくりと舞い降りてきた。黄金の光を放つそれは、独特の形をしていて、何かを探しているように落ちてゆく。
 そして光は、ある男の手のひらに舞い降りた。
 次の光も。そのまた次の光も。
 数えきれないほどの光が、街の一人ひとりに舞い降りる。
 「これが答えです、先生。」
 「・・・これは、星。」
 「そうです、星です。明るい街だと事前に聞いていたので、街の灯りを消す魔術を始めに使いました。だけどこれだけじゃけがをしたりする人が出てくるので、街の人々に立ち止まって空を見てもらう魔術も同時にかけました。最後の星は、光も神にお願いして借りた光です。こんな小さな灯りだと、あのぎらぎらした光では、なんてことないものになってしまうから。これが最終試験の私の回答です。」
 「・・・そうですか。わかりました。では、ミス・レリィシアの魔術師資格試験、最終試験の結果を発表します。」
 また、心臓がどきどきとし始めた。緊張する。この試験で夢にみてきた魔術師としての一歩を踏み出せるかがかかっているのだ。

 「私、エレナ・レリィシアは、魔術師見習い、ミス・ソフィア・レリィシアを第三級魔術師として此所に認定します」
 この夜、街にいた全ての人が、喜びに包まれた。

 魔術師資格試験最終試験課題、「人を幸せにすること」

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初めまして。会員でなくてもOKということなので、書いてみました。 人に自分が書いた文章を見せるのは初めてで緊張しています。ファンタジーっぽい雰囲気が伝われば幸いです。

一人ぐらいは違う方向で。  太秦の怪人さん http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Ink/7778/

「奇襲の極意とは、とりもなおさず敵に気付かれぬことである!」
 帝国軍宇宙艦隊司令グラン中将のその演説に、フレイル大佐はある種の違和感と、そして感嘆を覚えていた。
 このようなことは用兵学の基礎の基礎である。しかし、基礎を大げさに言うことは
このような場面では将官の士気に大きな上昇効果をもたらす。戦局が、そして作戦が
困難であればあるほど、士気高揚の演説は簡潔なほうがいい。
 グランは居並ぶ将官を前になおも言葉を続ける。
「諸君! 敵は強大である! しかし、この作戦が成功すれば、戦局は一気に我々に傾く!」
 将官達の歓声が広間に響く。その高まりが頂点に達したのを見計らい、グランは
手で歓声を制した。
「時節到来であります。皇帝陛下、ご命令を」
 グランの背後の帷幕が静かにゆらぐ。その背後に皇帝ブラニム[世の
玉座があるが、帷幕にさえぎられ、その姿を見ることは出来ない。
「うむ。グラン中将、帝国のさらなる栄光のため、出撃せよ!」

 かくして帝国艦隊、総勢七万八千隻の軍艦が出撃した。
グラン中将の秘策を携えて・・・

 フレイルは先遣艦隊の一翼を指揮していた。奇襲作戦用に改装された旗艦の
ブリッジで、近づいてくる敵惑星を静かに見つめていた。
「グラン艦隊司令殿。航路順調であります。敵は我々に気付いた様子もありません」
『うむ。このまま一気に敵星中枢へと斬り込む。油断するなよ』
「ははあっ」
 艦隊は大気圏を降下し、眼下に大きな都市が見えてきた。フレイルは
内心ほくそえむ。いかに敵が強大とは言え、これほどまでに
簡単に接近を許すとは。
もしかしたら敵軍を過大評価しすぎていたのかもしれない。
 そう思った瞬間であった。眼下に見える敵星の住民たちの視線が、
一斉に艦隊に向けられたのだ!
「むうッ! 索敵手ッ! 敵は我々に気付いたのかッ!?」
「そのようであります大佐殿ッ!」
「馬鹿なッ! この完全なる偽装が見破られたというのかッ!」
「大佐! 八番艦より入電!「我、敵巨大生命体により鹵獲さる! 操舵不能!」」
「うむッ!? あれか・・・なんということだ。あの敵生命体は我らと同じ
二足歩行型でありながら、我らの何万倍も大きいではないか!」
「索敵班より報告! あれでも敵生命体の幼生であるようです!」
「むうう〜それでも戦艦を両手でわしづかみにするとは・・・全艦高度を取れ!」
「敵生命体の音声を傍受! 主スピーカーに回します!」
【うわあ〜きれい〜。ママ、空からお星様が降ってきたよ】
【すごいわねぇ・・・ホテルのイベントなのかしら・・・】
「むうう・・・何ということだ・・・我が艦を鹵獲しながら、笑っておる。
なんという、なんという残忍な種族なのだ・・・」
『フレイル大佐! 何をしておる! 攻撃だ! 臆してはならん!』
「りょ・・・了解しました! 全艦攻撃せよ!」
「はっ! 光線兵器、全砲門開け! 全方向に向け発射!」
【うわあ〜ママ、お星様がキラキラと光ってる〜】
【・・・きれいね。ため息が出そう・・・】
「大佐! 我が艦の光線兵器が通じません! 敵生命体、不気味な笑みを
浮かべております!」
「むうう・・・我が帝国宇宙艦隊をあざ笑うか・・・」
「大佐! 敵生命体が続々と集結しております! すでに全艦隊の25%が捕獲されました!」
「・・・グラン艦隊司令殿! このままでは全滅の危険性があります!
全艦撤収命令を!」
『ならん! 皇帝陛下の帝国艦隊が退くなど歴史上今だあらざることである。
あってはならんのだ!』
「艦隊司令殿〜ッ!」

 有史以来、無敵を誇ってきた帝国艦隊はここに敗れた。全艦艇の70%を
敵生命体に捕獲され、またなんとか生還した艦もみな満身創痍であった。
 グラン中将は敗戦の責を問われるため、皇帝の前に引き出されていた。
「ふ・・・不覚でございました・・・かの星は我が母星とは違い、夜空に
無数の星がきらめいてございます・・・地の利は我らにありました。
全艦隊を「星」に偽装し、星空に紛れ侵攻するという我が戦略が
見破られようとは・・・ありえないことでございます・・・」
「・・・しかし見破られたのだ。グラン、その責、死を持って償う他あるまい」
「おっ、お待ちください皇帝陛下! 次なる策がございます! かの星では、
厳冬期になると空から「ユキ」なる氷の塊が降り注ぐとか。
それに偽装すれば必ずや・・・」

バキューン!

「愚か者が・・・さて、フレイル大佐!」
「・・・は・・・ははあッ!」
「そちは敵を眼前にして生きて戻った。そちなら秘策があろう!」
「ははッ! 今回の敗因は「遠くにあるべき星」がごく低空に接近したことが
敵に見破られる理由となりました! かの星は原始文明であるとはいえ、その程度の
天文学的知識はあるものと思われます」
「ならば、どうすれば良い」
「ははっ! 敵生命体は祝い事があると「モチ」なる穀物からなる白い物体を
天高くより振りまく習性があります! その「モチ」に艦隊を偽装させれば、
今度こそ我が軍は勝てるかと・・・」
「うむ! フレイル大佐! そちを艦隊司令長官に任ずる! 今度こそ余の期待に
答えるがよい!」
「ははあぁぁっ!」

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うーん、私にしては超短編に属するくらい短いのですが、
こちらに掲載するには少し長すぎましたか。
真っ向勝負でネタに走った作品でしたが、これだけ冗長に過ぎると
どうにも半減しますね。

個人的には「誰もが持つ「夢」、しかし多くの人が、移ろう時の中で
忘れてゆく「夢」。そのような夢がいつしか星となり、ゆるやかに天空に上る」
なんていう少し寂しくもファンタスティックな方向に持っていっても
よかったかな、と。


』  水月  http://watermoon.nce.buttobi.net/

会話だけという手もありなんですね。というわけでアイデアをいただき、私も会話だけで書いてみました。
……相変わらず恋愛で…………(笑)

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「ちょっと、この写真見て。星降ってて綺麗……」
「……そうか?」
「こんな風に星が降ってきたら……綺麗だろうなぁ」
「刺さるな。こんなの降ってきたら間違いなく刺さる」
「……」
「だいたい、星がこんな形してるのは絵の中だけだろ」
「…………あのさ。隣で夢を壊すのやめてくれる?」
「お前の夢とやらに『素敵だろうな』なんて返すような俺だったら、今ごろここにはいない。お前の彼氏にもなってない」
「どういう理屈よ、それ」
「お前が夢を語り、俺が壊す。バランスはとれてるじゃないか。すばらしいほどに」
「壊さないでよ」
「いや、一つだけお前の語った夢を叶えてやった、な」
「そう? 覚えがないんだけど?」
「俺が彼氏になってやった」
「なってやった、ってところが引っかかるんだけど」
「なってほしかったんだろ?」
「……」
「俺のうぬぼれすぎ、ってか?」
「……………なってくれて嬉しい、です」

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毎度ながら書いた後に恥ずかしさが……。書き込みをやめようかと思うほどの恥ずかしさが……。と同時にちょっとだけ「お、即席のわりにいいもんできた」といううぬぼれも(笑)
ぽちさんの絵本風を見事に崩してしまう夢のない文ですみません(汗)


降り積もる想い』  ぽち http://yaplog.jp/pochibooks/

「うわぁ、お父さんすごい星だね!」
「ほんとだね。この星たちは天国にいるヒトからのメッセージなんだよ」
「えー!ホント???じゃあお母さんからのメッセージもあるかなぁ??」
「探してみようか。でもこのメッセージは送られた本人にしかわからないんだよ。和也へのメッセージは和也にしか受け取ることはできないんだ」
「そうなんだ。じゃあ僕頑張って探すよ!」

「・・・・」
「どうした、和也?」
「・・・うん、お母さんの、あった・・・」
「なんて?」
「お、お母さん、(ひっく)元気だって。(ひっく)僕のそばでいつも和也がいい子に頑張ってるの、(ひぐ)み、見てるって」
「そうか。良かったな。和也。お父さんもお前がいつも元気でいてくれて嬉しいんだよ」

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すいません、拙い文章で^^;
いやぁ、会話だけで繋いでみようと思ったらムズカシイですわ。
情景が目に浮かんでいただければ幸いデス。


それぞれに、違って楽しいです。みなさん、ありがとうございます。

  

注意
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 写真でイメージを膨らましてみよう。題名だけでもいいし、ショートを作ってもいい。イメージを出して遊んでみましょう。気軽に投稿お待ちしております。こめんとが、たまったら、随時、HTML化していきます。 自サイトにてUPも、もちろん良し。その場合は、写真画像は素材サイトに著作権がありますので、素材サイトを明記・リンクどうぞ。 
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